第七十一回-「一度は読もう!小説版三国志」
今回は、“三国志”が読める書籍をご紹介しましょう。このブログを通じて少しは三国志に興味を持っていただけたと思います。ぜひ皆さんには実際の三国志を読んでいただきたいと思いますが、三国志に関する本はいろいろあってどれから手を出していいのかわからない、文字だけを読むのは苦手、という方もいらっしゃると思います。
そこで今日は、皆さんのタイプに応じた本の選び方をご案内しましょう。
まず、本を読むのが好きという方から。
文庫本で“三国志”といえば、吉川英治の「三国志」でしょう。かくいう私も、はじめにこの本を読みました。15年ほど前、NHKのラジオ深夜便という番組で、橋爪功さんが、この本の朗読をしていました。私は毎晩11:35分から10分間このラジオの朗読を聞いてから寝ていたものです。その後、図書館で三国志の本を探していて見つけたのが、吉川英治の「三国志」でした。

実は、今年の冬に友人が北京に旅行に行き、その時に三国志演義の中国語版を買ってきてもらったのですが、内容はまさに吉川英治の「三国志」そのもの、ちょっと感動しました。
ちなみにこの吉川英治の「三国志」は全8巻です。ぜひお勧めしたい本です。
文庫本で、もう一つオススメなのは、北方謙三の三国志です。吉川英治の作品は、三国志演義に忠実(劉備と孔明が善玉、曹操は悪玉)なのに対し、北方謙三は、一般的には悪者とされている曹操や他の登場人物も、それぞれ信念のある漢(おとこ)として描写しています。こちらの作品が全ての人物をより公平に描いているといえるでしょう。

この文庫本は全13巻です。
さて、文字を読むのは苦手という方、お待たせしました。そんなあなたにピッタリなのが、横山光輝の漫画「三国志」です。吉川英治の「三国志」を元に書かれた漫画ですが、吉川英治の作品が、諸葛亮の死で終わっているのに対して、横山光輝の漫画は、蜀が滅亡するまでを描いています。

ぜひ一度、読んでみてください。
さて、次回は「ダメな二代目-お馬鹿さんの代名詞劉禅」と題して、劉備の跡を継いだ、劉禅について、物語の続きをお話します。

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