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第三十九回-「“诸葛亮借东风”-風を呼んだ孔明」

曹操軍の船を鉄の鎖でがんじがらめにすることに成功した周瑜は、ひたすら風の吹く日を待ちます。しかし風が吹けばいいというわけではなく、周瑜が望んでいたのは、西風ではなく東風でした。どうしてでしょう?下の地図をもう一度ご覧ください。
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曹操軍が陣地を取っていたのは長江の北東です。つまり南東の風が吹かないと曹操軍に火をつけて被害を与えることはできないのです。北東の風が吹いているときに曹操軍に火をつけると、南東の岸に陣地を取っている周瑜軍が火の粉をかぶってしまいます。これはこまった、と周瑜は仮病を使って引きこもってしまいます。
周瑜の仮病を見抜いた孔明は、周瑜をお見舞いに行きます。そこで孔明は周瑜にこう言います。
「あなたの心を悩ませているのはこれでしょう。」
そういうと、孔明は紙と筆をとり、一つの詩を書きます。その詩は・・・

“欲破曹公宜用火攻,万事俱备,只欠东风”

というものでした。
その意味は、“曹操を攻め破るには火攻めを用いるしかない、準備はすべて整っているのに、肝心の東風が吹かない”という周瑜の心の内を見透かした内容でした。
この孔明の詩から、一つの成語が生まれています。
万事俱备,只欠东风
意味:用意は全て整ったけれど、最も重要なものが一つだけ欠けている

由来:赤壁の戦いで、劉備・孫権連合軍が勝つためには東風が必要であった。しかしその季節は西風しか吹いていないので、都督の周瑜が嘆いてところ、諸葛亮が「欲破曹公宜用火攻,万事俱备只欠东风」という詩を作ったことによる。
心を見透かされた周瑜は、驚いて孔明にすべてを託します。孔明は自信満々にこう答えます。
「わたしは若いころに仙人に会い、天気を変える方法を伝授されました。お望みとあればその儀式を執り行って風を東風に変えて見せましょう。」
もちろん、それはハッタリですが、孔明は毎年の季節の移り変わりを見て、毎年冬のある日に季節外れの南風が吹くことを知っていました。今年はまだそれが吹いていなかったので、そろそろ吹くはずだと考えた孔明は、あえて周瑜にこう言ったのです。
下は孔明が風を祈る儀式をしたとされる、拝風台です。
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こうして、形ばかりの怪しい儀式を行った孔明は、三日目に見事、風を東風に変える事に成功したのでした。
それに関係する言葉をいくつかご紹介しましょう。
歇后语:诸葛亮借东风→神机妙算
意味:超人的な機知と巧妙な推算→不思議によく当たる予見

借东风(機会に乗じる)
借东风,杀曹操(他人の力を借りて、人を倒す)

さて、次回は「赤壁の戦い-燃えた長江」と題して、赤壁の戦いについてお伝えします。

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ゆかり:

三国志blogの先生へ
はじめて書き込みさせていただきます。
私はもともと歴史が苦手でしたが、三国志blog
のお陰で少し歴史への関心が湧いてきました。

いつもありがとうございます。グラフや絵、写真
などを含めてくださり、先生はとても親切で、教
えるのがお上手なんでしょうね。

これからも楽しみにしております☆

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2008年07月18日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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